9月に入ると22-23シーズンのUEFAチャンピオンズリーグがいよいよ開幕します。欧州チャンピオンを決める本大会は数々の歴史的なゲームを生み出してきました。
21-22シーズンは、レアル・マドリーが並み居る強敵をなぎ倒してビッグイヤーを掲げています。準決勝までの決勝トーナメントは全試合で大逆転勝利、決勝のリバプール戦も劣勢の中で掴んだ勝利でした。22-23シーズンのチャンピオンズリーグではどのような死闘が繰り広げられるでしょうか。いよいよグループリーグが開幕します。
今回の記事では、そんな22-23シーズンのチャンピオンズリーグの視聴方法について紹介します。
①WOWOWで視聴
②VPNを使って海外DAZNで視聴
22-23シーズンのグループリーグ組み合わせ
まずは22-23シーズンのチャンピオンズリーグに出場するチームを紹介します。既にグループリーグの抽選会が行われており、下記のようなグループ分けとなっています。
注目の死の組は、バイエルン、バルセロナ、インテル、ビクトリア・プルゼニュが同居しているグループCでしょうか。バイエルンからバルセロナに移籍したレバンドフスキが早速の古巣対戦となり、インテルが加わる争いは非常に予想が困難です。
また、昨季のファイナリストであるリバプールが入ったグループA、マンチェスター・シティが入ったグループGも非常に興味深いです。グループAはアヤックス、リバプール、ナポリ、レンジャーズの組み合わせとなっており、どのチームの伝統と実績のあるチームです。拮抗した争いが期待できるでしょう。
マンチェスター・シティ、セビージャ、ドルトムント、コペンハーゲンが争うグループGも実力的には伯仲です。シティが頭一つ抜けている印象ですが、セビージャ、ドルトムントと言う主要国の強豪がいるために面白いリーグになりそうですね。
また、今季は日本人が多く参戦する点も楽しみです。グループDには、鎌田、長谷部が所属するフランクフルトと守田の所属するスポルティングが同居しています。そして、古橋、旗手、前田、井手口と4人の日本人選手がプレーするセルティックは、昨シーズン王者のレアル・マドリーと同組となりました。日本人選手の戦いぶりも非常に楽しみなトピックスですね。
WOWOWでチャンピオンズリーグを視聴
22-23シーズンのチャンピオンズリーグの視聴するには冒頭で紹介した通り、2つの方法があります。まずは、WOWOWで視聴する方法を紹介します。
22-23シーズンのチャンピオンズリーグの日本における放送は、WOWOWが独占で行うことが発表されています。21-22シーズンに引き続きとなっており、ビッグクラブが登場するような注目試合は日本語実況・解説付きで視聴可能です。また、昨シーズンは英語実況・解説での視聴もオプションとして選択でき、好みによって使い分けが可能です。
WOWOWには、テレビのBSチャネルなどで視聴する方法と、インターネットで視聴できるWOWOWオンデマンドの2つのプランが用意されています。申込時にもテレビの放送経由と、インターネット経由を選択することができますが、どちらの方法で申し込んでも料金や視聴できるコンテンツは変わりません。どちらから申し込んでも、後からオンデマンド、もしくはテレビの視聴を設定することができます。しかし、テレビとオンデマンドでは申し込みの窓口が異なるので注意が必要です。
WOWOWの料金は、月額2,530円(税込)となっています。年間払いのような選択肢はなく、月額払いの一択ですね。現在は初加入のユーザー向けに、申込月は無料のキャンペーンを実施しています。
WOWOWは、他のサービスであるようなサッカー専用パッケージのようなものは用意しておらず、上記の月額2,530円のプランのみとなります。しかし、一度加入するとサッカー以外のスポーツや映画、音楽番組と言ったコンテンツも視聴できるので、他にも趣味がある人にとっては良い環境でしょう。
DAZNでチャンピオンズリーグを視聴
次に、DAZNでチャンピオンズリーグを視聴する方法を紹介します。日本のDAZNでは22-23シーズンのチャンピオンズリーグは放送されませんが、海外のDAZNにVPNを使って接続することでチャンピオンズリーグが視聴可能になります。DAZNは世界各国でサービスを展開しており、同様の方法でプレミアリーグもDAZNで視聴可能です。
DAZNは現在、世界の9か国でサービスを展開しており、各国で放映しているサッカーコンテンツは異なります。下記の表は、今シーズンの各国における放送コンテンツです。22-23シーズンのチャンピオンズリーグは、ドイツ、オーストリア、カナダのDAZNで視聴可能です。
基本的にはDAZNの実況・解説は現地語になるので、ドイツとオーストリアならドイツ語、カナダであれば英語になると想定されます。
DAZNのアカウントについては、日本で作成したDAZNのアカウントで視聴可能です。下記で紹介するVPNを使ってドイツ、オーストリア、カナダのいずれかの国のサーバーに接続し、日本で取得したDAZNアカウントでサインインするという要領です。
現在、DAZNの月額料金は3,000円となっており、全てのスポーツコンテンツが視聴可能になります。サッカーでは、ラ・リーガ、セリエA、リーグ1、Jリーグなどが日本で視聴可能です。また、VPNに接続するとプレミアリーグやブンデスリーガもDAZNで視聴可能となります。DAZNは年間プランも用意しており、年間プランだと1年間で27,000円となっています。9か月以上契約するのであれば、3,000円を月々払い続けるよりも安くなりますね。
VPNに接続する方法
DAZNでチャンピオンズリーグを視聴するためにはVPNの利用が必須です。ここではVPNの活用方法と、おすすめのVPNサービスについても紹介します。
VPNとは通信の安全性と信頼性を高める技術の一つで、第3のサーバーを経由してネットワークにアクセスするのが特徴です。そのため、サーバーが海外にあれば、ユーザーの位置情報が海外に書き換わり、DAZNのようなサービスもサーバーのある地域のコンテンツを視聴出来るという仕組みです。
日本で利用できるVPNサービスには様々なものがあり、有料のものから無料のものまで存在しています。しかし、無料のVPNサービスや、有料でも低品質なVPNサービスだと、海外のDAZNにアクセスブロックをされてしまい、海外DAZNを視聴できません。また、低品質なVPNサービスにはウイルスに感染するリスクが高まるなど、セキュリティの面でも危険性があります。そのため、ある程度高品質なVPNサービスを使用する必要があります。
海外DAZNが安全に視聴できるVPNサービスもいくつか存在しますが、筆者のおすすめはNordVPNと言うサービスです。月額料金も比較的安く、かつ安全に海外DAZNを視聴できます。筆者も日常的に利用していますが、問題なくDAZNでプレミアリーグなどを視聴できています。
NordVPNの料金は、月額換算だと最安値で460円となります。最初の1か月は返金可能になっているので、試してみて合わなければ解約することもできます。NordVPNの支払い方法は、1か月プラン、1年プラン、2年プランの3つがあり、期間が長くなるほど月額換算での金額は安くなります。
支払いプラン | 一括金額 | 月額換算 |
---|---|---|
1か月プラン | 1,510円~ | 1,510円~ |
1年プラン | 7,440円~ | 620円~ |
2年プラン | 10,530円~ | 376円~ |
最も安い2年プランの契約だと、月額換算で376円となります。各支払いプランにおいて、プラスプラン、コンプリートプランと言う、情報漏洩スキャナーやクラウドストレージを追加できるオプションもありますが、DAZNを視聴するだけならこちらは必要ないでしょう。
NordVPNは世界60か国のサーバーにアクセスが可能なので、ドイツ、オーストリア、カナダの中から好きな国のDAZNに接続してチャンピオンズリーグが視聴可能です。また、プレミアリーグやブンデスリーガ、ラ・リーガ、セリエAなどの各国リーグ戦も、それぞれの国のDAZNに接続して視聴できることは大きな魅力です。
まとめ
今回の記事では、22-23シーズンのチャンピオンズリーグを視聴する方法をまとめてきました。日本での放映権を獲得しているのは、21-22シーズンに引き続きWOWOWとなります。日本語実況・解説付きで月額2,530円となっており、解説や実況と共に楽しみたい人や、映画などのようなWOWOWの他のコンテンツにも興味がある人にはおすすめです。
また、22-23シーズンのチャンピオンズリーグは、DAZNでも視聴可能です。この場合、日本のDAZNではなく、ドイツ、オーストリア、カナダのいずれかのDAZNにVPNを使って接続する必要があります。本記事で紹介したNordVPNのようなサービスと契約する必要はありますが、日本で作成したDAZNアカウントで各国DAZNを視聴できます。DAZN+Nord VPNであれば、1年プランなどで月額3,000円程度であり、チャンピオンズリーグ以外にも各国のサッカー観戦を楽しみたい方にはおすすめの方法となります。
21-22シーズンに引き続き、欧州王者を決めるチャンピオンズリーグでは様々な激闘が繰り広げられることでしょう。どんな戦いが見られるのか、グループリーグから目を離せません。